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ファイルと設定の転送ウィザード


WindowsXP以降に搭載される簡単にPCのデータを引越しできるツールです

必要データ分のみファイルとして保存も出来るので
バックアップツールとしても有効ですね。


Office XPOffice2000
  • 詳細な知識がなくてもファイルだけでなく設定までも保存できる
     
  • Officeの設定やファイルのバックアップ、そのほか主なサードパーティ製ソフトウェア の設定バックアップにも対応
     
  • バックアップする項目を比較的分かりやすく選択できる
     
  • PCのデータ移行に際してもファイル形式での一時保存を推奨

  • バックアップするOSは多くに対応するが復元側はWindowsXP以降でなければならない
     
  • 復元側は上書きとなるので注意
     
  • 標準の設定のままでは余分なファイルも多数バックアップしてしまう
     
  • 個別のファイル復元には対応しない
     
  • Office2003に対応していない
     
  • バックアップしたファイルにパスワード等が設定できない
     
  • スケジュール設定は出来ない
     
  • 圧縮に時間がかかるのため大容量のバックアップには適さない
     
  • 重要なパスワードは一緒に保存できない。
    (メールアカウント用のパスワードなど)
     
  • タスクバーの設定、辞書ファイルは保存されない
 
簡単に設定が保存できるツールはこれだけ

ファイルがどこに保存されているとか、設定の情報がどうなっているとか普通分からないでしょ。

バックアップなんてどおすればいいの

分からないじゃホンとは困るんだけど・・・(^_^;)

でもWindowsXPには主なファイルや設定の情報を他のPCに移動できる便利なツールがついているんだよ。

このツールはPC同士を通信可能状態にしておくことで
データや設定をそのまま移動させることが出来るんだけど

データや設定をファイルの状態で保存させることも出来るので
バックアップツールとしても便利なんだよ

へー、そんな便利なものがあるんだ。
じゃあそれを使えば万事OKだね。

万事OKとまではいかないから注意してね。

だけどかなりの部分をカバーできるし、何より難しい知識がなくても主な設定情報が保存できるから、復元作業が比較的楽に行えるよ。

だから日頃のバックアップツールとして使用しておくと
いざという時、役立つはずさ

 
 
【使い方】設定をカスタマイズしないと有効には利用できない

で、どおやって使うの?

ウィザード形式になっているから分かりやすいことは分かりやすいんだけど、初期設定では無駄な部分が多くて時間もかかるからカスタマイズして使うようにしよう。
 
  • 「ファイルと設定の転送ウィザード」の起動方法
    【スタート】-[アクセサリ]-[システム ツール] の順に開いてから、
    [ファイルと設定の転送ウィザード] をクリック


     

  • ウィザードは『設定のみ』と『カスタム一覧』で使用する
    • 起動するとはじめに案内が表示されます。【次へ】をクリックしてください

     

    • バックアップするPCなので「転送元の古いコンピュータ」を選択します

     

    • PCからバックアップする情報の収集が始まります

     

    • ファイル化してバックアップしたいのでここでは『その他』を選択します。【参照】をクリックしてセキュリティが確保できる(他のユーザが見れない)場所にバックアップしてください。

     

    • ここでは「ファイルと設定の両方」となっているところを『設定のみ』に変更します。この設定だけでもOutlook2000とOutlook2002(XP)のデータも保存できます
       
    • さらにファイルも一緒にバックアップするために
      『[次へ]をクリックしてから、ファイルと設定のカスタム一覧を選択する(上級者用)』にチェックを入れておきます
       
    • バックアップするPCについての情報が少ないようでしたら標準の「ファイルと設定の両方」でも良いのですが、バックアップに非常に時間がかかり(数時間)、多くの余分なファイルまでバックアップしようとします。容量もかなりのものとなるのでバックアップ元のPCをフォーマットするようなことでもない限り使用しないほうがいいでしょう。

       
    • カスタム一覧を表示させることで追加のバックアップファイルを選択できるようになります。
       
    • ここではOffice2003インストールPCを使用したのでOffice2003の設定が保存されていません。Office2000・XPインストールのPCでは一覧に表示されバックアップできることが確認できます
    • よく使うデータが保存される『マイドキュメント』と『デスクトップ』を追加しておきます。ユーザの使用状況により他のフォルダも選択してください。
       
    • 『マイドキュメント』と『デスクトップ』がGB単位の容量であれば手動でコピーするか、他のバックアップツールを使うほうが効率的です。「ファイルと設定の転送ウィザードでは」ファイルを圧縮しているため非常に時間がかかります

     

    • 最後に復元先にあらかじめバックアップしたソフトウェアをインストールしておくように案内が表示されます。Office2000・XPがインストールしてあれば一覧に出てきます

     

    • 【次へ】をクリックでバックアップが始まります

     

    • バックアップが完了すると保存先に『USMT2.UNC』というフォルダが作成され中に2つのファイルがあります。
     


     

  • マイドキュメント・デスクトップのデータ量が多いときは別に保存
    「ファイルと設定の転送ウィザード」はファイルを圧縮しているので
    データ量が多いと非常に時間がかかります。

    その場合は、「ファイルと設定の転送ウィザード」は設定バックアップ用ツールと考え「マイドキュメント」・「デスクトップ」にあるデータは別のツール、またはコピーして保存しておこ ないましょう。

     

  • さらにユーザ辞書・Outlook2003のデータを追加
    「ファイルと設定の転送ウィザード」でほとんどのデータは保存されますが一部のユーザにとっては重要なデータが抜けていると思われる部分もある。

    その場合はカスタマイズしてデータを追加してみよう。

    • ユーザ辞書 : 単語登録を大量にしているユーザ
      MS-IME(IME2003)の場合、以下のフォルダを追加
      C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Microsoft\IMJP9_0

       

    • Outlook2003のデータ : Outlook2003ユーザ
      以下のフォルダを追加
      C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook
      まずはフォルダのオプションでか「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェック
      『フォルダの追加』で上記のパスにあるフォルダを追加する
       
      もしくは『ファイルの種類の追加』で以下の拡張子を追加
      .pst

     

 
WindowsXP以外での「ファイルと設定の転送ウィザード」の使用方法

WindowsXP以外のOSへの復元作業には対応しないためバックアップツールとしては問題が出るけど、単純にPCの引越しの時には非常に便利です。

「ファイルと設定の転送ウィザード」のウィザードディスクを作成するにはWindowsXPと空のフロッピーディスクもしくはUSBメモリなどが必要です
  • 【方法1】WindowsXPのPCで「ファイルと設定の転送ウィザード」を起動して作成
     
    • 『転送先の新しいコンピュータ』を選択

     

    • フロッピーディスクもしくはUSBメモリをPCに接続し、
      『ウィザードディスクを作成する』
      を選択

     

    • 【次へ】をクリックすると作成が始まります

     

    • 完了すると案内が表示されます

     

    • 作成したドライブを見てみると以下のファイルが作成されていることが分かります。
       
    • 使用方法は「ファイル名を指定して実行」を使用するように案内されましたが、このまま『FASTWiz』のファイルを直接実行しても問題ありません

       
    • 作成されたウィザードディスクを実行するればWindowsXPと同じように
      「ファイルと設定の転送ウィザード」が起動されます。
     
     
  • 【方法2】WindowsXPのインストールディスクから作成
    WindowsXPでSP1・SP2が初めから適用されてないインストールディスクは使用しない
    (不具合があるため)極力Windows上で作成しよう。どのPCで作成してもツールは同じものなので1回作成しておいたのを保存しておけばよい
    • WindowsXPのCDをセットして実行。
      (自動で起動しない場合はCD-ROMの中の『SETUP』を実行します)
       
    • 『追加タスクを実行する』を選択

     

    • 『ファイルと設定を転送する』を選択

     

    • 「ファイルと設定の転送ウィザード」が起動されます
     
     

 

保存場所には注意が必要

何で保存場所に注意するの?

「ファイルと設定の転送ウィザード」はデータ引越し用のツール
なのでバックアップしたファイルにパスワードを設定する機能がないんだよ。

バックアップしたファイルには設定情報まで含まれるので
セキュリティ上の危険度高くなるよね

なので保存する場所には十分注意する必要がある

  • 物理的に誰も取り出せない場所
    (鍵付の収納場所など)
    に光ディスク等に書き込んで保存する
     
  • バックアップしたファイルを更にパスワードが設定できる
    バックアップツールでバックアップ
    する
     
  • ファイルサーバなどのプライベートフォルダ
    (自分以外のアクセス権がないフォルダ)に保存する

など行ったほうがいいね

 
 
Office2003ユーザは個別に設定を保存する必要がある

「ファイルと設定の転送ウィザード」は多少古いツールなので
最新のOffice2003には対応してないんだよ。

Officeをカスタマイズして使用することは少ないかも知れないけどOutlook2003のメールアカウントおよび他の様々な設定をバックアップできるツールはこれだけなのでOutlookを使い込んでいるユーザは再構築する手間を考えるとこちらのツールを使ったほうがいいね

 

↓Office2003の設定保存方法はこちら↓

Office 個人用設定保存ウィザード

 

 
復元は非常に簡単だけど・・・

復元するときはどおすればいいの?

「ファイルと設定の転送ウィザード」はデータ引越し用のツール
なので復元はそのままウィザードに従うだけなんだよ。

そのかわり融通が利かないので以下のことに注意しよう

  • アプリケーションは先にすべてインストールしておく
     
  • 復元はすべてのデータが上書きとなる
     
  • ログインしてウィザードを実行しているユーザに復元される
     
  • Outlookのパスワードは新たに再設定

基本的には新規作成したユーザに復元させよう
元に戻すことは出来ないので、まずい症状が出るようなら
削除しても問題ないユーザで復元するほうが安全だよ

 
  1. データを移行させたいユーザでログインしておく
     
  2. あらかじめ必要になるアプリケーションはすべてインストールしておく
     
  3. 「ファイルと設定の転送ウィザード」を起動
     
  4. 上記のバックアップ方法「」から復元先の新しいコンピュータを選択

     
  5. バックアップしたフォルダ[USMT2.UNC]を選択。復元が開始される


     
  6. 【完了】をクリック


     
  7. 最後にログオフする。再びログオンすればファイルと設定が復元される

     
 
そのほかの情報
 
  • 転送ウィザードがサポートするアプリケーションについては、
    %SystemRoot%\System32\Usmt\migapp.inf
    ファイルで定義されている

 

ファイルと設定の転送ウィザードの使用方法

ファイルを別のコンピュータに転送するには


《参考LINK》

ファイルと設定の移行ステップ ガイド

運用 : Windows XP「引越ラクラク」テクニック 1.「ファイルと設定の転送ウィザード」の動作原理

ファイルと 設定転送 ウィザード を使用すると、設定が移行されるプログラムの一覧

ファイルと設定の転送ウィザードによってパスワードが移行されない

Windows XP Professional のユーザー状態移行ツールについて


転送元として利用可能なOS
Windows 95
Windows 98
Windows 98 Second Edition
Windows Me
Windows NT 4.0
Windows 2000
Windows XP Home Edition
Windows XP Professional
 
転送先として利用可能なOS
Windows XP Home Edition
Windows XP Professional
 

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2007/01/10

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